失業保険 その7 被保険者期間とは?(中編)
※2007年10月1日以降に退職された方は、被保険者期間とは?(中編)をご覧下さい。

ここに1枚のポイントカードがあります。
発行元が、結構わがままというか高飛車なので、ポイントの還元には、細かいルールがいくつかあります。
しかし、あなたには、選択の余地はなく、細かいルールにのっとって、ポイントの還元を受けるか、潔く諦めるか、2つに1つです。

あなたは、これまで、ずっとポイントカードの会員で、ずっと使ってきたので、かなりポイントがたまっているはずです。
今日はポイントの還元を受けようとお店にやってきました。

あなた「すみません、これまでに貯めたポイントを使いたいんですけど。」
発行元『じゃ、ポイントカードはお持ちですか?』
あなたは、ポイントカードを渡します。
発行元『調べてきますんで、お待ち下さい。』

なんと、カードを使うには、あなたがポイントの還元を受けられる資格が発生しているか、発行元は調べると言うのです。
ポイントの還元を受けるのは会員の特典なんだから当たり前だろ!とムッとしますが、
発行元が言うには、ポイントの還元を受けるには、入会後ある程度の期間がたっていないとダメなのです。
ホッ、あなたは、ポイント還元が受けられるようです。

これまで貯めてきたポイントを全部使おうとしたあなたに、発行元が待ったをかけます。

発行元「申し訳ございませんが、ポイントの対象になるのは、来店日前1年間となっておりますので、それ以前の分はお使い頂けません…。」
あなた「じゃぁ、1年分のポイントは全部使えるんですね?」
発行元「いえ、1年分まるまるではなく、ポイントに反映されるのは、そのうちの6ヶ月分でして…。おや、8月は、当店にお越し頂いた回数が少ないので、8月分はポイントになりませんなぁ。』

あなた「いや、来店回数って、何よ?」
発行元「1ヶ月のうち14日以上お越しいただいて、初めてその月のご利用分がポイントになるんです。」
あなた「うーん、8月は14日以上来たと思うけど?」
発行元「8月1日から8月31日ならそうなんですが、来店日が、12月25日ですので、12月25日から11月26日、11月25日から10月26日という風に、1ヶ月を区切りまして、その1ヶ月の中で、来店が14日以上必要なんです…。」
あなた「へっ?そんなの聞いてませんけど???」
発行元「入会申込書の規約には、確かに記載がございます。どうされますか、ポイントの還元はお止めになりますか?」

知らないことだらけで混乱しつつも、ここまできたら、意地でもポイントを使ってやる!あなたはそんな気持ちになっています。
あなた「・・・(なんか騙されてる感じだけど)分かりました。じゃ、来店回数が少なかった月は諦めますから。手続きを進めてください。」
発行元「かしこまりました。…お客様、ポイントの対象になる月は10ヶ月分でした。ようございましたね、6ヶ月に満たなくて、泣く泣く帰っていかれる方も多いんですよ。』

あなた「(何がいいんだかね…)来店回数が少なくて諦めた月もあるんだから、せめて、高額のポイントが発生する月を選ばせてよ!
発行元「お気の毒なんですが、この月のポイントをという風に、お選びいただけないシステムでして…。」
あなた「(こみ上げる怒りを抑えつつ)じゃ、どうなるんですか?」
発行元「ポイントとして数えるのは、来店日に近い月が優先されるんですよ。ですので、12月、11月、10月、9月、うーん、8月と7月はダメだから、あとは、6月、5月分ですね。」
あなた「…(8月は利用額が多かったのに、せめて、4月が入ればなぁ…)」

発行元「お待たせしました、12月、11月、10月、9月、6月、5月分を基にポイントの計算をしました。総額○○ポイントですね。」
あなた「じゃ、すぐ使います。」
発行元「お客様、まさか…ご存知ないのですか?ポイントがご利用いただけるのは、早くても4ヵ月後ですよ。」
        このポイントカードは、実は…被保険者間とは(後編)
| 2007年10月改正前 | 00:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
失業保険 その6 被保険者期間とは?(前編)
※2007年10月1日以降に退職された方は、被保険者期間とは?(前編)をご覧下さい。

前回の失業保険をもらう条件のところで、
雇用保険の「被保険者期間」という風に、さらっと流してしまいましたが、何のことだか、お分かりになられますか?

雇用保険の被保険者期間という文字を見ると、雇用保険がかけらている期間、ふむふむ!「雇用保険に加入している期間」と思うのが自然ですが、そうじゃないんです(涙)

雇用保険の世界には、○○期間というものが何種類か出てきます。
数文字違いで大違いなのですが、これまでにあまり縁のない言葉なので、言葉のイメージで判断すると、危険です。

最悪の場合、もらえると思っていた失業保険がもらえなかった、
という事にもなりかねないので、説明していきます。

被保険者期間−失業保険でもらうお金の金額(基本手当)を計算する時に使う期間。
離職日からさかのぼって、被保険者であった期間を1ヶ月ごとに区切り、それぞれの期間の中に働いた日数が14日以上ある期間を、被保険者期間1ヶ月と数えます。
◇この期間が足りないと→給付の対象になりません
◇この期間の賃金が低いと→失業保険の金額が少なくなります

被保険者であった期間−失業保険をもらえる日数(所定給付日数)を計算する時に使う期間。(算定基礎期間ともいいます)
雇用保険に加入していた期間です。退職後1年以内に再就職した場合は、それ以前の期間も合算できます。
◇退職から1年を過ぎると→この期間はリセットされます。
◇失業保険をもらった場合→この期間はリセットされます。
 
算定対象期間−被保険者期間を数えることができる期間。(原則、退職日以前の1年間。例外的に最大4年まで延長可能)  
◇この期間外だと→被保険者期間を数えることができません。

かたい言葉の羅列だと、分かりにくいと思うので、次回は、例え話を使ってご説明しますね。
                  もっと分かりやすく、被保険者期間

もう分かった、これ以上、説明には及ばねぇ、という方はどうぞ次にお進み下さい。そう、気になる、失業保険はいつもらえるのか?です。
| 2007年10月改正前 | 00:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
失業保険 その5 失業保険は誰でももらえる?
では、雇用保険に加入していれば、会社を辞めれば、誰でももらえるんでしょうか?
残念ながら、そうではありません。

※2007年10月1日以降に退職された方は、失業保険は誰でももらえる?をご覧下さい。

1.(雇用保険)被保険者期間が、
退職日以前の1年間に6ヶ月以上あること。※

2.「失業中の状態」であること。
=就職する意思があり、いつでも就職できる能力があるにもかかわらず、就職できない。

が条件になります。

この条件に当てはまるかどうか、失業保険がもらえるのかを(受給資格の有無)判断するのは、あなたではなく、ハローワーク(職安・職業安定所)になります。

※−被保険者期間が、
退職日以前の1年間に6ヶ月以上で良いのは、正社員で働いていた場合です。
(契約社員・パートナー社員・アルバイト、呼び名はなんであれ、週30時間以上働く契約だった人も含みます)

30時間未満の契約で、雇用保険に加入しているよ!と言う方の場合は、
「短時間労働被保険者」という扱いになり、
退職日以前の2年間に1年以上が必要な期間になります。

正社員や30時間以上働く契約(短時間労働ではない)
20時間以上30時間未満働く契約(短時間労働)
で、雇用保険に加入している人をひっくるめて、一般被保険者と呼ぶこともあります。

一般被保険者=雇用保険に加入しているが、季節労働、日雇い、65歳以上ではない、とイメージしてもらうと分かりやすいかも知れません。
          1年間に6ヶ月以上必要?被保険者期間ってなんだ
| 2007年10月改正前 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
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日向 咲嗣
失業保険−聞いたことある!
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