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確定申告 その5 年内に再就職しても確定申告は必要?
昨年退職し、昨年の内に再就職した人でも、確定申告が必要な場合もあります。
 
年内に再就職した場合、新しい会社に前の会社でもらった源泉徴収票を渡し、まとめて年末調整してもらえるので、確定申告の必要はありませんが、次のような方は確定申告の必要があります

前の会社の源泉徴収票がない方
新しい会社で、年末調整が受けられませんので、ご自身で確定申告をする必要があります。
手続き自体は難しくありませんが、前の会社の方に再発行をお願いして、新しい会社で年末調整を受ける方が楽です。

失業中にしたアルバイトの源泉徴収票がない方
理由は上と同じです、中には12月にしか源泉は出せない!と言い張る会社もありますので、新しい会社の担当者の方に相談なさって下さい。
年末調整に間に合わなければ、ご自身で確定申告が必要になります。

乙欄の源泉徴収票をお持ちの方
源泉徴収票の摘要欄の乙欄というところに○が付いている場合です。
失業中にしたアルバイトの源泉徴収票が乙欄だった、というケースを想定しています。
本来は、給与所得者の扶養控除等(異動)申告書の提出の有無で甲欄・乙欄が決まるのですが、
社員以外は、すべて乙欄で計算される会社もあります。年末調整で扱えるのは、甲欄で計算された源泉徴収票だけなので、乙欄の源泉徴収票に関しては、ご自身で確定申告が必要になります。

そのほかWワークをされている場合も、これにあてはまります。
(年内に再就職した・してないには関係ないのですが、再就職後も掛け持ちでお仕事される方はご注意ください)
メインの会社に、給与所得者の扶養控除等(異動)申告書を提出し、年末調整を受け、年末調整後の源泉徴収票と、年末調整を受けていない会社の源泉徴収票で確定申告します。

給与所得及び退職所得以外の所得があった方
給与所得及び退職所得以外の所得金額の合計額が20万円を超えている場合です。
退職後に、株やFX取引をされて、配当や利益が20万円を超えたケースがこれに該当します。

失業中にご自身で社会保険料を支払った方
前の会社を辞めてから、新しい会社に再就職するまでの間に、
国民年金保険料や国民健康保険料、社保の任意継続の保険料を支払われた方は要注意です。
源泉徴収票に書かれているのは、会社にいた時の社会保険料だけなので、失業中にご自身で支払った分は、ご自身でアピールする必要があります。会社と会社の間の空白は、自分で守らないと損をする、そういう事です。

年末調整のときに、
国民年金保険料→社会保険料(国民年金保険料)控除証明書
を添付してください。
(10月3日以降に支払った分は、11月の控除証明書発送に間に合いませんので、領収書原本です)

健康保険料は、領収書の添付は必要ありません。
実際に納めた金額を記載すればOKです。

で、社会保険料(国民年金保険料)控除証明書も領収書の原本もない場合は、その分の年末調整は受けられません。
社会保険料(国民年金保険料)控除証明書の再発行が年末調整に間に合わなければ、ご自身で確定申告することになります。


繰り返しになりますが、失業保険就業手当は非課税なので、確定申告の必要はありません。
| 退職者の確定申告 | 04:44 | comments(6) | trackbacks(0) |
コメント
ラベンダーさん、こんにちは、遅くなってごめんなさい。

そうですね、たいていの会社は特別徴収になっていると思います。
給与から天引きすると、取りっぱぐれが少ないので、自治体はうれしいのです。
(銀行や郵便局に払いに行くのは面倒なので、働く側も便利です)
おそらく、転職先も特別徴収でしょうね。

「特別徴収額決定通知書・本人控」というのを会社から貰われてるはずですが、
セットになってまして、もう片っ方は、特別徴収義務者(会社)が保管するのです。

転職先の社風、事務の方の忙しさ、考え方によるので、
金額を見て、ん?と思われた場合、どういうアクションに出られるかはわかりません。
大きな会社でしたら、人事採用担当と経理事務担当は別でしょうし、
面接の際に伝えた、前職での年収が伝わってないことがほとんどです。
金額の正誤が重要であって、詳細・背景は構ってられない、
キリがないから、穿鑿しないという方もいらっしゃいます。

メリット、リスクを踏まえた上で、ご自身が納得のいく選択をなさって下さい。
応援しています。
| jun2 | 2007/09/12 1:08 PM |
親身にアドバイスしてくださり、ありがとうございました。
そういえば、以前の会社も住民税は、特別徴収の形でした。
住民税から昨年の所得がわかるとまでは、知りませんでした。
jun2さんの言われるように、どっちにしても、メリットとリスクは、ありますね。
どう転ぶかは、その時になってみないとわからないですね。

ありがとうございました。



| ラベンダー | 2007/09/12 1:32 AM |
ラベンダーさんこんばんは、コメントありがとうございます。
とってもデリケートな問題ですね。

どういったご理由で休職なさってたのかは、わかりませんが、
企業は休職する人、休職したことのある人に冷たいものですし、
面接の際に自発的に触れなかったというお気持ちはわかります。

ご想像通り、源泉徴収票は、見る人が見れば、
休職していたんだろうなぁ・・・。というのはわかるので、
(1年中1ヶ月とかなら、残業が少なかったで、押せなくもないでしょうが)

模範解答としては、正直に打ち明けるのが一番です!としか言えません。

ただねぇ、休職の理由にもよりますが、
正直に打ち明けてたら、内定もらえなかったかも?と思うのもまた事実です。
休職の事実がわかったら、内定取消?と聞かれれば、可能性はあると答えざるをえません。
(ラベンダーさんのキャリア・スキルを軽視してのことではありませんよ)

>何とか、会社に源泉徴収票を提出せずに、自分で確定申告に行く良い方法はないでしょう
か?
というお気持ちも、よく分かるのです・・・。

「12月にならないと源泉徴収票を作成してくれないそうで、お願いしているのですが・・・」
「発行してもらったが紛失し、再発行を依頼中です」
などと引っ張って、ご自身で確定申告をされるというのも1つの方法です。

しかし、この方法にもリスクは当然あります。
源泉徴収票は退職後1ヶ月以内に発行して渡さないといけないものなので、
前の会社の規模によっては、まだ渡してないとか、そんなことはないはずなのに、
源泉徴収票を紛失するって、不注意な方だな、
再発行してもらえないなんて、前の会社とトラブルがあったのではないだろうか?
などと、余計な不信感を持たれるかもしれないこと。

そして、住民税の手続きで、今年の年収は転職先に、いずれわかってしまうことです。(来年の5月中旬くらいには)

転職先で住民税は普通徴収(従業員が個別に納める方式)であれば、問題はないのですが。
素直に考えて、特別徴収(給与から天引きして、会社が納める方式)でしょうね。

特別徴収の仕組みをバッサリ説明しますと、
「jun2の去年の所得は○○でした、住民税の額は××です」という通知が地方自治体から会社に来て、
会社の人はそれを見て、毎月の給与から天引きし、納税するのです。
なので、事務の方が、あれ?と思われるかもしれません。

正直に打ち明ける、メリットもリスクも、
このまま触れないでおく、メリットもリスクも、あります。

どうしろ!とは私の口からは言えません。
お力になれなくて、申しわけないです。
| jun2 | 2007/09/11 11:28 PM |
コメントありがとうございます。
説明、とても良くわかりました。
10月に入社する会社にも確認してみます。

ちなみに、実は、正社員として働いていた会社を今年の1月から7月までの間、休職しており、収入が有給消化分の1ヶ月分しかないため、転職先の方が、源泉徴収票を見たら一発で休職していた事実が判明するので、自分で確定申告に行く方法が無いかを探していたのです・・・。
面接の時点で、正直に打ち明ければ良かったのですが、面接に悪影響を及ぼすと思い、特に触れないでいました。

何とか、会社に源泉徴収票を提出せずに、自分で確定申告に行く良い方法はないでしょうか?
会社から届かないといって、逃げ切るのが良いでしょうか?
やはり、正直に会社の方に打ち明けるべきですよね。

長々とすみませんでした。
迷っている時に、退職.jpに出会い、感謝したいます。
ありがとうございました。
| ラベンダー | 2007/09/11 12:47 AM |
初めまして、ラベンダーさん。管理人のjun2と申します。
コメントありがとうございます。

整理しますと、
・平成19年7月に退職
・退職後にアルバイトをなさっている
・平成19年10月から勤務開始
という事でよろしいでしょうか。

ラベンダーさんの場合は、退職した年の途中で再就職されるので、
新しい会社で年末調整を受けられることになります。
前の会社やアルバイトの収入、これまで支払われた健康保険料・国民年金保険料、
新しい会社で貰われるお給料、そういったものをひっくるめての調整ですから、
住宅ローン控除を受けられたり、副収入があったりといった、確定申告しないといけない事由に該当しない限り、年末調整にプラスして確定申告をされる必要はありません。

ただし、年末調整に必要な
・前の会社の源泉徴収票
・アルバイトの源泉徴収票(かけもち分、全て)
・国民年金保険料の社会保険料(国民年金保険料)控除証明書←11月上旬に届きます。領収書原本で可。
がない場合は、新しい会社で年末調整が受けられないので、
ご自身で確定申告をすることになります。

また、10月からの会社はパート・アルバイトとしての勤務で、
どうやら、年末調整してくれないみたい・・・。
「源泉徴収票を提出して下さい!」って言われてない、という場合も、(そういう会社もたまにあります)
ご自身で確定申告をすることになります。

わかり難いようでしたら、お手数ですが、もう一度コメントお願いします。
再就職後も副収入がある場合と、失業中にアルバイトをして収入を得た場合の説明を
間違えてしていたので、混乱なさったと思います、申し訳ありませんでした。
| jun2 | 2007/09/10 11:34 PM |
私は、平成19年7月に退職したものですが、その間、アルバイトをかけもちでし(収入8万)、国民年金、国民健康保険料も納めています。
来月10月から新しい職場に転職が決まりましたが、年末調整の際は、確定申告が必要であれば、新しい会社からの源泉徴収票ももらって、自分で全てにおいて確定申告をするのでしょうか?
もしくは、前の会社及び、アルバイト料、国民年金、国民健康保険のもののみ、自分で確定申告をし、新しい会社の収入の部分は、新しい会社でやってもらうのでしょうか?
| ラベンダー | 2007/09/10 6:42 PM |
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日向 咲嗣
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