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失業保険とアルバイト アルバイトにはご用心(就業手当とは?)
就業手当、これも聞きなれない言葉かと思いますが。平成15年5月からスタートしている制度です。

就業手当は、一定の条件を満たせばアルバイトした日も失業保険がもらえる。というものです。

アルバイト代+失業保険がもらえたら、リッチな生活ができるかも?と思いがちですが、それほど甘くはありません(苦笑)

就業手当の支給額=基本手当日額×30%×就業日数(契約期間の日数)になります。
就業手当の支給額の上限は、60歳未満で1,774円、
60歳以上65歳未満では、1,431円です。

感の良い方は、失業保険(基本手当日額)の残り70%はどうなるの?と思われるでしょうが・・・。
消えてしまいます、永遠にもらえません

1日5,000円もらえたはずなのに、
その3分の1の1,500円しかもらっていないのに、
残りの3,500円だってもらいたいのに、もらえずに消えてしまうのです。

そして、30%という一部ではありますが、失業保険はもらっていますので、はい、支給残日数から−1日です。

1,500円もらったために、5,000円はもらえなくなる、支給残日数も−1日。そういう制度です。(罠だと思うのは私だけでしょうか)

せっかくアルバイトをしたのに、ご褒美なんだか、ペナルティなんだか良く分かりません。多分、失業保険を当てにせず、さっさと働け、給付日数をどんどん削ってやる!ってことなんでしょう。

◇一定の要件を満たせば、就業手当の対象になります。(失業保険をもらった扱いなので、支給残日数は減ります。)
◇一定の要件を満たさなければ、アルバイトをしても、就業手当の対象にはなりません。(アルバイトした日数は不支給になりますが、支給残日数は減りません。不支給分は後回しになります。)

要件をまとめておきますので、ご確認下さい。

(1) アルバイトをした前日に失業保険の支給残日数が所定給付日数の3分の1以上かつ45日以上あること
(2) 就業・就労した(1日の労働時間が4時間以上、失業認定申告書に○印をつける仕事)
(3) 待期期間(7日)が経過してからのアルバイトであること
(4) 求職の申込みをし、受給資格者であることの確認を受ける前に、採用が内定していた事業主(会社)に雇われたものではないこと
(5) 離職前(退職前)の事業主(資本・資金などの状況から見て、離職前の事業主を密接な関係にあると認められる事業主を含む)に再び雇用されたものではないこと
(6) 給付制限のある場合、給付制限が始まって1ヶ月間は、ハローワーク又は一定の職業斡旋業者の紹介により就業したものであること

どうでしょうか、アルバイトをするタイミングにもよりますが、失業後のアルバイトだと、ほぼ、就業手当の対象になりそうな感じがしませんか?

もちろん、就業手当が欲しい!という方もいらっしゃるでしょうし、アルバイトをされる前には、就業手当の要件を満たすかどうか、必ず確認してくださいね。

※受給期間中に限らず、給付制限中も、就業手当の対象になります、受給期間中は、要件を満たせば、必ず、就業手当が支給されますが、給付制限中は、就業手当をもらう・もらわないを選択することが可能です。

失業保険は全額もらいたいんだよぉ、結局、どんなアルバイトすればいいんだ?という方は、失業保険とアルバイトの関係にお進み下さい。
| 失業保険とアルバイト | 19:07 | comments(2) | trackbacks(0) |
コメント
就業手当ての支給については、受給者が「就業手当支給申請書」を提出することになっています。この申請を受給者が提出しなかったらどうなるのでしょうか?元来、申請とはお上に「願い出でる」ものであって、お上が下々に申請書を出しなさいと命令するものなのでしょうか?よって、申請しなければ、就業手当ては支給されないし、支給日数の減少もない! と言う事にはならないのでしょうか? 安定所が、申請を強要するのは、この規定の運用が間違っているのではないのでしょうか?

というコメントをo todaさんから頂きました。
メールアドレスが含まれていたので、
ご指摘部分を、コピーし、私からコメントいたします。

o todaさん、初めまして!コメントありがとうございます。
退職.jp管理人、jun2と申します。

申請という言葉から、そこまで考えられるとは、深いですね。
就業手当に該当する方は、全員申請してくださいね!
というのがお上のスタンスだと、私は理解していたので、
「申請」という言葉を使われていることに、違和感を感じておりませんでした。

面白いご指摘をありがとうございます。
言われてみれば、なるほど!なんですが、
言われなければ、ずっと気付いていないことでしょう。

さて、就業手当に関してですが、
受給要件に該当する場合は、必ず申請すべし!がハローワーク側の姿勢のようです。
基本手当の30%の就業手当で、基本手当を貰った扱いにできる、というのは、
お上にとって魅力的なことなのでしょうね、
就業してないかしら?内職をしていて、基本手当を減額できないかしら?という点は、
失業認定時に、念には念を!という勢いでチェックされていたように感じます。

失業認定申告書に虚偽の記載をするわけにはいきませんし、
要件に該当すると判明すれば、就業手当の受給(申請)へは一本道です。
給付制限期間中であれば、申請は任意ですが、それ以外は逃れられません。

上限ありの30%を貰っただけで、残りの70%が永遠に貰えなくなるのは、切ないので、
受給期間中の方は、就業手当の受給要件に該当しないように、就業されればな〜、と思います。
| jun2 | 2007/04/11 1:43 PM |
管理者の承認待ちコメントです。
| - | 2007/04/10 11:10 PM |
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日向 咲嗣
失業保険−聞いたことある!
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