退職の意思を伝える その4 退職を告げる(退職理由は)
・退職理由をなんと伝えるか

「仕事辞めたいんです!」と上司に言った後、一番多く帰ってくる言葉は、
『辞めたいと思う理由を教えて欲しい。』というものだと思います。

あなたの退職の理由を知ることで、決意は固いのか、それとも、一時の気の迷いなのか、引きとめ成功率がどれくらいかを判断しようとするわけです。

退職理由に関しても、ありのままを伝えることが望ましいのですが、あなたの伝える退職理由によって、引止め工作の度合いは決まるというのは、知っておいて損はないと思います。

○引き止められにくい退職理由
Uターン、家業を継ぐ、異業種への転職、海外留学、親族の介護(結婚、出産。)
−会社では体験できないこと、会社とは両立しないことが理由だと、引きとめようがないので、トーンが下がるようです。

○引き止められやすい退職理由
人間関係、資格取得の勉強の為、待遇面の不満。
−上司は、こういった理由を退職の決定打とは思いません。ひどい場合だと、退職話を真剣に受け取ってくれないことすらあります。本人の努力次第で仕事を続けていけるのでは?という期待で引きとめ工作に走るようです。


これは、引き止められますよ、という退職理由の方は、それなりの覚悟を決めてください。下手にもめるくらいなら、多少のウソは
ありだとは思いますが、あまりにも大きなウソは危険だと思います。

『結婚して海外勤務についていきます!』と退職した先輩がいるのですが、退職後しばらくして、結婚話がウソだったことがわかり、『退職後すぐに海外に移住。挙式もそちらでします。』と言われ、係でお祝いを渡したり、華々しい送別会もしたのに!と、上司は怒り心頭。先輩にとって間の悪いことに、業者さんから目撃情報が寄せられ、「どうして○○さん、まだ日本にいるの?」と、上司が確かめに行ったことがありました。

退職するのに、かなり手間取る会社だったので、すんなり退職するために、結婚と言ったけれど、「結婚しても続けられるよね?」の対策で、海外勤務予定の夫が登場し、挙式や披露宴に招かない理由として、海外挙式・・・という風にどんどん話が膨れて行ったそうです。

まぁ、これは極端なケースですが、前の会社が新しい会社のお得意先にならないとも限りません。仕事上で以前の職場の人達と付き合うことはないか?顔を合わせて後ろめたいことがないか、ということも考えてみてくださいね。
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退職の意思を伝える その3 退職を告げる(どのように)
・どのようにして伝えるか(伝える手段)
まずは口頭で、後に書面(退職願)を提出するのが普通です。いきなり、退職願提出は、刺激的すぎると思います。

辞めたい気持ちは全面にアピールできますが、『いきなり、こんな紙切れ持って来やがって!』と反発され、余計なトラブルのもとになりかねません。

口頭で辞意を告げる→話し合い・引きとめ工作→辞意が固くて断念→退職日の設定→退職願提出というのが一般的な流れです。
前フリ無しで、退職願を差し出すのは、[あなたの話に耳を傾けるつもりはありません!]と受け取られても仕方ない行動です。

まぁ、スッと退職願を差し出すというのは、かなりスッキリしそうですが(笑)合言葉は、円満退社です。上司をフリーズさせることが目的ではないですよね。

あなたは退職について考え抜いてきたとしても、上司にとっては寝耳に水の話ですし、退職話を受け止めるには時間が必要です。面倒でも、あなたが手順を踏むことで、上司に話を受け止める時間を与えることが出来ます。

また、話し合いや残留工作が失敗するにつれ、あなたの退職の意思が固いことを理解してくれるようになります。そうなれば、あなたの退職のダメージを最小限に止めるために、あなたの仕事を誰が引継ぐかを決めたり、後任者の募集などの手続きに移るのがまともな上司です。(まともじゃない方も多いですけどね・・・。)

いきなり退職願を差し出されて、反発する上司の内心には、[お前、辞めるって、突然なに言ってんだよ。しかもイキナリ退職願いだぁ〜?俺が部長にまたネチネチ嫌味言われるだろうが!]という思いがあるでしょう。(全国の管理職の皆様、申し訳ありません)
退職者が出るというのは、上司の人材管理術の評価にも関わります。あなたの上司も組織の歯車の一部であり、あなたが去っていく会社で働き続ける人なのです。
そうです、上司が、上司の上司に言い訳できる材料を与えてあげましょう。

もちろん、部下としてのあなたを失いたくないという思いからも、上司は話し合いや引きとめ工作をしてくるのですが、自分に火の粉が降りかかることはないという確証が得られれば、トーンダウンするのが常です。

※あまりないとは思いますが、退職願を提出しないと退職手続きが始まらない!という部署や会社ならば、ガツっと、退職願を渡してください。    
                      退職願の書き方の見本
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退職の意思を伝える その2 退職を告げる(いつ、どこで)
・いつ、退職の話を切り出すか
上司との親密さや退職話の緊急度がどれくらいか、会社・部署の雰囲気などによっても異なりますが、一般的には、勤務時間中というケースが多いようです。

タイミング別で、メリット・デメリットをまとめてみました。

勤務時間前
メリット:出社時間が早めの上司なら、同僚に知られることなく2人で話せる
デメリット:始業時間を気にしながらの話になるので、話せる時間が制限される

勤務時間中

メリット:会議室等で時間を取って話し合うことも可能。
デメリット:繁忙期や外出の多い部署だと、話を切り出すタイミングをつかめない。来客・入電を理由に話を中途半端で切られることも

昼休み
メリット:誘い方さえ間違えなければ、上司と2人きりになれる可能性が高い
デメリット:限られた時間内で、食事も話もしないといけないので、話が完結しない怖れあり

勤務時間後
メリット:長時間にわたる話し合いが可能。飲食店など第三者の目があるところなら、険悪なムードになりにくい。
デメリット:1対1での長時間の話し合いになるため、突っ込んだことも聞かれる。相手が納得するまで解放されないこともある

※あくまでもあなたのペースを崩さずに話せるタイミングを選んで下さい。


・どこで、退職の意思を伝えるか
突然、退職話を切り出されると、少なからず動揺するものです。あなたの目的が上司を困らせることならいざ知らず、円満退社が目的なのですから、上司が反応に困るような事態は避けるべきでしょう。

上司と2人きりで話せて、その内容が他の人には分からない場所が望ましいです。具体的には、会議室などでしょうか。

「ご相談があるのですが・・・」
「お話したいことがあるのですが・・・」+会議室へのご招待で、普通は察してくれると思います。

部署内で伝える
これは、最終兵器だと思います。上司もリアクションに困りますし、部署の人全員に退職話が知れ渡るので、避けたいところです。(最悪の場合、辞めるのを止めるとか、又は、退職話をぶつけた結果止めずに済むケースもあるので)
退職予備軍のレッテルを貼られるメリットは、あまりありません。
ただし、退職話をしてもウヤムヤにする上司には有効です。後戻りは出来ないと覚悟の上で、この方法は使ってください。

外出先で伝える
上司と2人で外出する機会があるならば、おススメです。商談失敗の後は、いざ知らず。社外の方がまともに話しあえることは多いと思います。

※上司と親密であればあるほど、長時間の話し合いになりがちですので、適した場所を選んでください。

                         退職理由を伝える手段
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退職の意思を伝える その1 退職を告げる(誰に)
退職ドラマの幕開けです。
どんなに気が重くても、会社に退職の意思を伝えなくてはなりません。無断欠勤の上、社員証等を送りつけるなんてのは、論外です。
良い転職は、円満退社から、そして、円満退社は、退職の意思を告げることから始まります。


・誰に伝える
基本的には、直属の上司に伝えます。
自分の直属の上司は係長だけれど、課長の方が親しいとか、話しやすいという場合もあると思いますが、直属の上司に伝える方がスムースです。

あなたが係長を飛ばして、課長に退職の意思を伝えたとしましょう。
課長は、あなたの話を聞いた後、こう質問すると思います。
「この件に関して、係長は知っているのかね?」
ここであなたが、「係長には、まだ話していません。」と言おうものなら、係長の面目丸つぶれです。

部下に相談してもらえないなんて、カリスマ0です。
部下が退職しようとしているのに気付いていないのか?
直属の上司を越えて相談に来るとは、どんな教育してるんだ?と係長の人材管理能力が問われます。
係長の次の査定や人事考課がどうなろうが、知ったことではありませんが、
手順を守ることは、あなたを守ることでもあります。

退職の意思を伝えて、その日限りで退職できるということは、ないでしょう。
退職の話はすすんだとしても、退職日までの間、面目をつぶされた係長があなたにどんな仕打ちをしてくるか分かりません、
あなたの仕事を誰が引継ぐのか決めてくれない等の嫌がらせも考えられます。引継ぎが遅くなれば、退社予定日がずれ込んだり、最悪の場合、転職先に入社予定日をずらしてもらうよう、お願いする羽目にもなりかねません。

有給休暇が残っている人も危険です。
有休消化の可否の判断は、直属の上司が行うのが普通です。有休消化は完全に諦めているともなれば、話は別ですが、作らなくても良い敵をわざわざ作ることもないだろう、と思います。

◇直属の上司とどうしてもソリが合わない、俺が辞めるか、アイツが辞めるかだ!という直訴型退職なら、
直属の上司を飛ばして、退職の意思を伝えるのもアリです。ただ、部署異動などで問題が解決するならば、いきなり退職という話ではなく、直属の上司よりも上の上司に、まずは相談してください。

◇会社内、部署内で、暗黙のルール([退職するなら、まずは○○さんに話をする])があるなら、それを優先させてください。

                    退職を、いつ・どこで伝えるか
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日向 咲嗣
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